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潜在ニーズ把握型
周辺市場転用型
先の「不満解消型」が顕在市場ニーズ把握型だとすると「周辺市場転用型」(注1)は潜在ニーズ発見型といえます。但、「誰も発見できなかったニーズを導出する」を潜在ニーズの厳密な定義とするならば、顕在ニーズと潜在ニーズの中間に位置するかもしれません。

下図は、いくつかの属性に対して「A市場においてどの程度期待するか(重要だと思うか)」と「B市場においてどの程度期待するか(重要だと思うか)」を表したものです。例えば、ヨーグルト市場において「プレーンヨーグルトで“フルーツを入れて自分の好みに味付けする”ことを重視する」が、「フルーツヨーグルトでは“さらにフルーツを入れて味付けする”ことを期待しない」場合、『ターゲットの好きなフルーツを入れた無糖プレーンヨーグルト』が潜在ニーズとして求められているかもしれません。同様に、サイコグラフィック属性である「健康」「安全安心」を転用する手法でも可能です。例えば、アルコール飲料に「低カロリー」は求めていないが、ターゲットの食生活では極めて重視されていることが発見された場合、そもそもアルコール飲料にカロリーOFFは求められていないからなのか、カロリーOFFを提供する商品が存在しないからなのか、を判断する必要があります。もし、後者であるなら大きな潜在ニーズと考えられるわけです。現在、販売好調な「キリン淡麗グリーン」や「サッポロSlims」は、この潜在市場機会を効果的にとらえた好例と言えるでしょう。






